電車で席を譲ったら断られた。高齢者は席を譲られるのが嫌いなのか考えてみた
電車で高齢者に席を譲ろうとしたら、「大丈夫です」と断られた。そんな経験、ありませんか。私も何度かあります。せっかく声をかけたのに、ちょっと気まずい気持ちになりました。 でも、断られたからといって、嫌がられたわけではないみたいです。理由を調べてみると、いろいろありました。 「大丈夫です」の一言で、ちょっと気まずくなる 混んでいる電車で、立っている高齢者を見かける。席を立ちながら「どうぞ」と声をかける。返ってきたのは「大丈夫です」でした。私の場合はそれで終わりましたが、中には何度も勧めてしまい、相手を困らせる人もいるそうです。親切のつもりが、お互いに気を遣う時間になってしまうのは、ちょっともったいないなと思います。 断る理由のひとつは、年齢で決めつけられたくない気持ち 高齢者にとって、席を譲られることは、自分の年齢を意識させられる瞬間なのかもしれません。「もうそんな年か」と思われたくない。まだまだ自分で動けると思っている。だから「大丈夫です」と答える。これは拒絶ではなく、自立の表明なんだと思います。 周りへの気遣いや、そもそも座る必要がない場合もある ほかにも理由はあります。座ると、周りの人に悪い気がする。次の駅で降りるから、わざわざ座らなくていい。長距離ではないから、立っていても平気。実際に必要がないのに座るほうが、かえって落ち着かないという人もいます。こちらが思うより、相手はしっかり考えて断っているんですね。 喜んで座る人もいる。断られても気にしなくていい もちろん、素直に「ありがとう」と座ってくれる人もたくさんいます。断られたケースだけが印象に残りやすいだけで、嫌がっている人は少数派なのかもしれません。自分が断る側になったときのことを考えると、少し気が楽になります。断られたら「そうですか」と引き下がれば十分です。そこで何度も勧めると、相手もこちらも疲れてしまいます。 声のかけ方は「よろしければ、どうぞ」くらいがちょうどいい 私が最近使っているのは、「よろしければ、どうぞ」という言い方です。命令でも押しつけでもない、軽い提案の形。相手が断りやすく、こちらも引き下がりやすい気がします。席を立つときも、さっと場所を空けるだけにしています。言葉が少ないほうが、相手も気楽なのかなと思います。 年齢で決めつけず、相手の気持ちを尊重する 席を譲るかどうかを決めるのは...